Kunihiko YAZAWA - 谷澤邦彦の作品をニューヨークの「NEW CITY ART FAIR」にて発表

 
Kunihiko YAZAWA - 谷澤邦彦はこの20年間で多面的かつダイナミックなアート活動を続けてきました。
 
アートとは生きる営みそのものだと捉えた彼の活動は、作品制作はもちろん、通常自分はアートと無関係と思っている人々、場所にも深く介入し、アートのインパクトを与える活動や、アーティストとオーディエンスの関係性を再構築するなど、社会におけるアーティストの役割をさまざまな場所で創出し続けていています。そんな谷澤の活動に刺激をされるさまざま業界のリーダー、研究者なども多く、ファンが増え続けています。
 
今回は谷澤の活動の中でも、平面作品の最新作「線と形シリーズ」と「墨画シリーズ」を出展致しました。「線と形シリーズ」は布と糸だけを画材として使用し、新しい表現の可能性と独自の世界観を探究しています。今回はその中でもモノクロ作品のみを発表しました。また「墨画シリーズ」では「あう」「はじめる」「わらう」「めでる」「いづる」など日本語の動詞で表される世界を表現しています。動詞は人の営みを表す言葉。そして外来語や漢字の文化を取り入れてきた日本語の中でも古くからの「大和言葉」が残っています。つまり日本独自の営みや精神性を表現しているのも動詞ということになります。その魅力に惹き付けられた谷澤は現在520点以上もの作品を制作しました。あるものは祈りのように、あるものは躍動感を持って私たちに迫ってきます。今回はその一部を発表致しました。